顔全体のたるみに加え、まぶた、頬、あごたるみの原因について考えているページです。
顔全体がたるんでくると、いっきに「老け顔」のイメージが強くなります。果たしてその原因は…。
私たちの表情は、神経の刺激により動く表情筋と表皮が同時に動くことで作られますが、この動きの中でターンオーバーが繰り返されると、形状記憶の働きをもつ角質が常に陥没状態を作り、シワやたるみを引き起こす原因となります。
さらに水分不足などにより真皮層が薄くなることで、皮下脂肪の域にまで陥没が及び、よりシワが深くなってしまうのです。
乾燥や紫外線、また年齢を重ねることなどにより角質層の水分は減少し、肌のターンオーバーもだんだんと乱れていきます。するとバリア機能が下がり、角質層の水分減少はさらに進みます。このように肌の水分が減ってしまうと、肌弾性などを保つ機能も低下し、たるみにつながってしまうのです。
温度やエネルギーを蓄えてくれる皮下脂肪ですが、過剰に増えることでたるみの原因になります。
次に、たるみの原因を顔のパーツ別に見て行きましょう。
皮膚が薄く、年齢による変化が出やすい部位。この部分がたるむ原因としては、主に肌弾力の低下やむくみ、また脂肪によるふくらみなどが挙げられます。また、瞼を持ち上げる筋肉が衰えることで、瞼が垂れてくることも。この場合は、視野が狭まったり、肩凝りや頭痛につながる可能性もあります。
頬のたるみの主な原因としては、コラーゲンの減少、肌深層の脂肪の下垂、表情筋力の低下といったものが考えられます。どれも、年齢を重ねるにつれ多くなってくる症状です。
私たちの肌は、真皮層によって弾力やハリが保たれていますが、この真皮層を構成するエラスチンやコラーゲンは、加齢とともに減少します。すると真皮層が痩せて筋力も低下し、たるみにつながってしまうのです。
あごのたるみの原因としては以下のようなものが挙げられます。